事故後にめまいが起こるのはなぜ?
交通事故や転倒事故のあと、「ふわふわする」「立ちくらみのような感覚がある」「周囲が回って見える」といっためまいを感じることがあります。
事故直後は痛みや興奮によって気づかなくても、数時間後から数日後に症状が現れるケースも少なくありません。
めまいの原因は一つではなく、首や耳、脳などさまざまな部位が関係している可能性があります。まずは事故後にめまいが起こる主な理由について見ていきましょう。
事故後にめまいが出る主な原因
事故後のめまいで比較的多い原因の一つが、首への強い衝撃です。
交通事故では急激な加速や減速によって首が大きく揺さぶられます。その結果、首周囲の筋肉や靭帯に負担がかかり、自律神経の乱れや血流の変化によってめまいが生じることがあると言われています。
また、
・耳の平衡感覚の異常
・ストレスや緊張
・脳への衝撃
などが関係している場合もあります。
症状の現れ方は人によって異なり、ふらつきだけの場合もあれば吐き気を伴うこともあります。
事故直後ではなく後から症状が出ることもある
事故後のめまいは、必ずしも事故当日に現れるとは限りません。
事故直後はアドレナリンの影響で体が興奮状態になっているため、異常に気づきにくいことがあります。
そのため、
・翌日に症状が出る
・数日後にふらつきが始まる
・首の痛みのあとにめまいが出る
といったケースも珍しくありません。
特にむち打ち症では、事故後しばらく経ってから症状が強くなることもあると言われています。
事故との関連に気づかず放置してしまう方もいるため注意が必要です。
放置しないほうがよい理由
事故後のめまいは疲労やストレスだけが原因とは限りません。
なかには、
・むち打ち症
・内耳の障害
・脳しんとう
・脳出血
などが関係しているケースもあります。
特に事故による頭部への衝撃があった場合は慎重な対応が必要です。
また、めまいによって転倒しやすくなり、二次的なケガにつながる可能性もあります。
「そのうち治るだろう」と自己判断せず、症状が続く場合や強くなる場合は早めに相談することが大切です。
事故後のめまいは首の負担や耳の異常、脳への衝撃などさまざまな原因によって起こる可能性があります。症状が軽く見えても重要な病気が隠れていることがあるため、事故後に違和感を覚えた場合は経過をしっかり観察するようにしましょう。
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事故後のめまいは何科を受診すればよい?
事故後にめまいが続くと、「何科を受診すればいいのかわからない」と悩む方は少なくありません。
めまいは耳の異常だけでなく、首のケガや脳の異常が関係していることもあるため、症状に応じて適切な診療科を選ぶことが大切です。
ここでは、事故後のめまいで受診を検討したい診療科について解説します。
まず相談したい診療科
交通事故や転倒事故のあとにめまいが出た場合は、まず事故との関連を確認できる医療機関へ相談することが大切です。
事故による衝撃が原因の場合、
・首への負担
・頭部への衝撃
・耳の異常
など複数の要因が考えられます。
どの診療科を選ぶべきかわからない場合は、総合病院やかかりつけ医へ相談し、必要に応じて専門科を紹介してもらう方法もあります。
また、事故直後から症状がある場合は、早めに状態を確認してもらうことがすすめられています。
耳鼻咽喉科が適しているケース
めまいの原因が耳にある場合は、耳鼻咽喉科が適していることがあります。
耳の奥には体のバランスを保つ働きをする器官があり、事故の衝撃によって影響を受けることがあるためです。
例えば、
・周囲がグルグル回る
・頭を動かすとめまいが強くなる
・耳鳴りがある
・聞こえにくさを感じる
といった症状がある場合は耳鼻咽喉科での検査が役立つことがあります。
平衡機能の検査によって原因を確認できる場合もあると言われています。
整形外科や脳神経外科が必要なケース
事故後のめまいでは、整形外科や脳神経外科が必要になるケースもあります。
整形外科が適しているのは、
・首の痛みがある
・肩こりや背中の痛みを伴う
・むち打ち症が疑われる
といった場合です。
交通事故では首への強い衝撃によって筋肉や靭帯が損傷し、自律神経の乱れからめまいが生じることがあると言われています。
一方で、
・強い頭痛がある
・吐き気や嘔吐が続く
・意識がぼんやりする
・手足のしびれがある
・ろれつが回らない
といった症状がある場合は、脳神経外科での確認が必要になることがあります。
脳出血や脳損傷などの重大な異常が隠れている可能性もあるため、早めの対応が重要です。
事故後のめまいは原因によって受診すべき診療科が異なります。耳鼻咽喉科、整形外科、脳神経外科などが選択肢となりますが、判断に迷う場合は早めに医療機関へ相談し、適切な検査を受けることが大切です。
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事故後のめまいで考えられる病気やケガ
事故後のめまいは一時的な疲労や緊張によるものだけではなく、ケガや病気が関係している場合があります。
特に交通事故や転倒によって首や頭部に衝撃を受けた場合は、さまざまな症状が後から現れることもあるため注意が必要です。
ここでは、事故後のめまいで考えられる代表的な病気やケガについて解説します。
むち打ち症との関係
事故後のめまいで比較的多くみられるのが、むち打ち症との関係です。
むち打ち症は、交通事故などで首が前後に大きく揺さぶられることで起こる症状の総称です。
首の筋肉や靭帯に負担がかかることで、
・首の痛み
・肩こり
・頭痛
・吐き気
・めまい
などの症状が現れることがあります。
また、自律神経が影響を受けることで、ふらつきや倦怠感が続くケースもあると言われています。
事故直後は症状が軽くても、数日後から不調が目立つこともあるため注意が必要です。
良性発作性頭位めまい症の可能性
事故後のめまいでは、良性発作性頭位めまい症が関係していることもあります。
これは耳の奥にある平衡感覚の器官に異常が生じることで起こるめまいです。
事故の衝撃によって耳石と呼ばれる小さな粒が移動し、
・寝返りを打ったとき
・起き上がるとき
・上を向いたとき
などにグルグル回るようなめまいが起こることがあります。
通常は数十秒から数分程度で落ち着くことが多いものの、繰り返し起こるため日常生活に支障をきたす場合があります。
耳鳴りや難聴を伴わないことが比較的多いと言われています。
脳の異常が関係するケース
事故後のめまいで最も注意したいのが、脳の異常が関係しているケースです。
頭部を強く打った場合には、
・脳しんとう
・脳挫傷
・硬膜下血腫
・脳出血
などが起こる可能性があります。
特に、
・強い頭痛
・繰り返す吐き気や嘔吐
・意識がぼんやりする
・ろれつが回らない
・手足のしびれや麻痺
などを伴う場合は注意が必要です。
事故直後には異常がなくても、数時間から数日後に症状が現れることもあると言われています。
このような症状がある場合は様子を見ず、速やかに医療機関へ相談することが大切です。
事故後のめまいは、むち打ち症や耳の異常だけでなく、脳の病気が関係している場合もあります。症状の原因によって対応が大きく異なるため、めまいが続く場合やほかの症状を伴う場合は早めに状態を確認してもらうことが重要です。
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事故後のめまいで注意したい症状
事故後のめまいは、疲労や首への負担によって起こることもありますが、なかには早めの対応が必要なケースもあります。
特に頭部への衝撃を伴う事故では、めまい以外の症状にも注意しながら経過を観察することが大切です。
ここでは、事故後のめまいとあわせて注意したい症状について解説します。
頭痛や吐き気を伴う場合
めまいに加えて頭痛や吐き気がある場合は慎重な対応が必要です。
事故後は首や筋肉の緊張によって頭痛が起こることもありますが、頭部への衝撃が原因となっているケースも考えられます。
特に、
・頭痛が徐々に強くなる
・吐き気や嘔吐を繰り返す
・安静にしても改善しない
・頭が重い状態が続く
といった場合は注意が必要です。
事故直後は軽症に見えても、時間が経ってから症状が悪化することもあると言われています。
「少し様子を見よう」と考えているうちに症状が進行する可能性もあるため、違和感がある場合は早めに相談しましょう。
手足のしびれや麻痺がある場合
めまいとともに手足のしびれや力の入りにくさがある場合も注意が必要です。
事故による衝撃で首や神経に負担がかかると、
・腕がしびれる
・手先の感覚が鈍い
・足がもつれる
・力が入りにくい
といった症状が現れることがあります。
また、脳に異常がある場合にも同様の症状がみられることがあります。
特に左右どちらか一方だけに症状が出ている場合は、できるだけ早く状態を確認してもらうことが大切です。
緊急性が高い症状の見分け方
事故後のめまいで特に注意したいのは、緊急性の高い症状を見逃さないことです。
次のような症状がある場合は、速やかな対応が必要になる可能性があります。
✓ 意識がもうろうとしている
✓ 呼びかけへの反応が鈍い
✓ ろれつが回らない
✓ 強い頭痛が続く
✓ 歩行が困難になる
✓ 手足に麻痺がある
✓ けいれんを起こした
✓ 視界がぼやける、二重に見える
これらは脳出血や重度の頭部外傷などが関係している可能性も考えられます。
特に頭を強く打ったあとに症状が出ている場合は、自己判断で様子を見続けないことが重要です。
事故後のめまいは比較的よくみられる症状ですが、頭痛や吐き気、しびれなどを伴う場合は注意が必要です。症状が強い場合や普段と違う違和感がある場合は、早めに医療機関へ相談し適切な検査を受けましょう。
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事故後のめまいが続くときは早めに相談を
事故後のめまいは、首への負担や耳の異常、頭部への衝撃などさまざまな原因によって起こる可能性があります。
一時的な症状で自然に落ち着くこともありますが、長引く場合やほかの症状を伴う場合は注意が必要です。
事故との関係がはっきりしている場合は、できるだけ早い段階で状態を確認してもらうことが大切です。
来院を検討したい目安
事故後のめまいで次のような状態が続く場合は、医療機関への相談を検討しましょう。
・数日経っても改善しない
・めまいが徐々に強くなっている
・仕事や家事に支障が出ている
・首の痛みや頭痛を伴う
・吐き気や耳鳴りがある
・ふらついて転倒しそうになる
また、事故直後は症状がなくても後から現れるケースもあります。
「事故から時間が経っているから関係ない」と自己判断せず、違和感が続く場合は早めに確認することが大切です。
医療機関で行われる検査
事故後のめまいでは、原因を調べるためにさまざまな検査が行われることがあります。
まずは問診で、
・事故の状況
・症状が出た時期
・めまいの種類
・ほかの症状の有無
などを確認します。
そのうえで必要に応じて、
・神経学的検査
・平衡機能検査
・レントゲン検査
・CT検査
・MRI検査
などが行われます。
検査によって首の損傷や耳の異常、脳の病気などがないか確認し、症状に合わせた対応を検討していきます。
回復のために気をつけたいこと
事故後のめまいがあるときは、無理をしないことが大切です。
症状が続いている間は、
・十分な睡眠を取る
・長時間のスマートフォン使用を控える
・激しい運動を避ける
・飲酒を控える
・体調の変化を記録する
といったことを意識するとよいでしょう。
また、運転や高所作業などは転倒や事故の危険性が高まるため、症状が落ち着くまでは慎重に判断する必要があります。
事故後のめまいは、むち打ち症や耳の異常だけでなく、脳の病気が関係している場合もあります。数日経っても改善しない場合や頭痛、しびれなどを伴う場合は放置せず、適切な診療科で相談することが大切です。早めに原因を確認することで、安心して回復に向けた対応を進めやすくなるでしょう。
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資格:理学療法士
ファスティングマイスター、筋膜マニピューレーション
私は小学校から高校まで野球一筋で生きてきました。しかし最後の大会前に肩の大きな怪我をしてしまい悔しい思いをしたことで、私のようにカラダで悩む方を1人でも多く助けてあげたいという気持ちで理学療法士という道に進みました。そして、2014年に理学療法士となり、3年間水戸のクリニックにて整形外科の外来・慢性期を中心に経験、痛みやシビレに対しての施術を担当し、しっかりと結果を出せるようになりました。
その中でJリーグの選手やアスリートなども対応し、痛み・シビレはもちろんのこと、スポーツ疾患についての施術も得意としています。現在治療家12年目となり勉強会、現場経験を積み内臓の不調、自律神経失調症などの悩みにもしっかり対応できるようになりました。病院勤務からのべ3万人の方々へ携わらせて頂頂いた経験を活かし皆さんの悩みを払拭し、笑顔のきっかけになって頂けるよう尽力致します!!
















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